北海道庁旧本庁舎(通称「赤レンガ」)

 

明治21年(1888年)といえば伊藤博文第1次内閣(位1885~1888)が終わった年、翌1889年明治憲法発布。。。日本が欧米に対峙すべく少しずつ近代国家体制形成へ踏み出した頃か。。。そして6年後には日清戦争勃発。。。

そんな折、1888年札幌に北海道庁(通称「赤レンガ」)が建築された。2階建てのアメリカ風のネオ=バロック洋式と諸案内には記されている。1968年まで現役の道庁として使われていたそうで、現在でも一部役所業務を果たしているそうである。建築資材の殆どが日本のものであるそうだ。現在国の需要文化財の指定を受けている。

早春の旧北海道庁 旧北海道庁(赤レンガ)外観
旧北海道庁(赤レンガ)2階 旧北海道庁1階

やはり、このレンガ色のいかにも創造的な「建築物」が演出する懐かしさや何か発しようとする主張を感じさせる動的な雰囲気は周囲に林立する四角いコンクリートのビルディングの人工的な冷たさとの差異をじゅうぶんすぎるほど際立たせている。中は例によって木製の廊下が素晴らしくやさしい。寒い北国だからこそいっそうの内の暖かさを楽しませてくれる空間がそこにある。札幌の数ある観光地のうち文句なしの筆頭スポットである。歴史的建築物としての外観のみならず、中には戦前・戦中・終戦時の樺太の様子や原始時代北海道特有の擦文文化の土器をも見学できる。

 旧北海道庁(赤レンガ)知事室の歴代知事 旧北海道庁2階資料室 旧北海道庁2階資料室・擦文土器

こちらもどうぞ