透明度日本一、摩周湖

 

摩周湖(第3展望台から)  摩周湖(第3展望台から) 摩周湖(第3展望台から)

 

地図画像

 

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阿寒国立公園の案内図(環境省)

【摩周湖アラカルト】

①摩周湖はカムイヌプリ(摩周岳 857m)の爆発(数千年前)が形成したカルデラに水がたまった湖。

②摩周湖に入る川もなく、摩周湖から出る川もない。周囲の山からの流れ入る伏流水がカルデラにたまりできた「水たまり」。法的には川の出入りがないので湖ではないそうだ。摩周湖は国の「水たまり」財産。

③摩周湖の透明度はかつては世界一位(約41メートル 二位はバイカル湖)、現在は日本一位(約20メートル)。「伏流水が濾し出されてきている」ことと「この地域の冷涼低温が有機物の未分解を促進している」ことが相まって透明度が高い。

④「摩周ブルー」の青さは、急激に増す深度と透明度が「青色」以外を光が吸収することに起因する。

⑤ユーカラ(アイヌの口承文学)による伝説「島になった老婆」で有名な湖中に浮かぶ島カムイシュは島ではなく摩周湖中ほどに形成されている溶岩ドームの頂上が湖面に現れたものである。

⑥「霧の摩周湖」の霧は、東北沖の太平洋を北上してくる温暖湿潤な空気が釧路あたりで冷やされ霧となり、その霧はそのまま摩周湖をいはば「霧壺」として流入してくることに起因する。

 

摩周湖(第1展望台から)

 

摩周湖西方のアトサヌプリ(硫黄山)

 

三大カルデラ湖のうち、摩周湖には寂寥と静謐の感がひときわ漂う。しかし深々とした道東の森林や湖や風をもっとも物静かに感得するには摩周湖ほど感動的な場所はない。日常をいったん捨象し人生や自然を促進的に思い起こさせる。人工的なオブジェは全く似合わないばかりか一切拒絶する。観光地における観光は往々にして人間にその主導権があるが、摩周湖では多くの観光客はその自然の素晴らしさに常に魅了されその従属的立場を余儀なくされる。

 

摩周湖ユースホステルの濃霧の朝 摩周湖ユースホステル入口の濃霧の朝 摩周湖ユースホステルから濃霧の朝

摩周湖ユースホステルの夜のコテージ 摩周湖ユースホステル正面(夜)

摩周湖ユースホステルに近い「セイコマート」(国道391と道道52号の分岐交差点)

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