♪大雪の山麓 北海道の重心地”新得”

JR新得駅前 JR新得駅前 JR新得駅前の標石

新得町は大雪山系の山麓、北海道のまん中。美瑛や富良野の東側に位置する。十勝川が流れる。新得町は足寄町(1位)・別海町(2位)・標茶町(3位)に次ぐ全国4位の面積を誇るそうだ。アイヌ語では「シットク・ナイ=山の肩・山の端」という意味。そばの町で有名だ。

札幌から根室本線または石勝線に乗る。石勝線とは石狩と十勝の北海道を東西に結ぶ線。帯広・十勝方面の特急「スーパーおおぞら」または「スーパーとかち」で1時間50分ほど。特急では札幌から帯広・釧路方面に向かって、南千歳・追分・新夕張・占冠・トマム・新得が停車駅。占冠~トマム間は特急列車は止まるが普通列車は止まらない区間。特急列車は止まるが普通列車は止まらない区間があるのは日本で唯一この路線のこの区間のみだ。もともとトマムのスキーをはじめとする観光客を見込んでの接続。そもそもその区間に他の駅がないのだ。したがって、新夕張から新得までは特急に乗っても特急券は不要である。

  新得駅周辺 トムラウシ温泉などを示す標識(国道38号線)

それはともかく、車窓からは山また山。。。演歌”石北峠”(うた:長坂純一)の ♪・・・やまのむこうも やまだろうか・・北海道の屋根という大雪超える旅心・・・♪ の歌詞通り。。。大自然北海道の奥深さを感じさせられる。ダイナミックな景観だ。北海道旅行の目的はその自然の雄大さを体感することにある。

新得駅からトムラウシに向かう国道38号線

地図画像

真冬の新得は、静まり返って、鉛色の空から容赦なく吹雪き、通りにほとんど人を見かけない。。。新得駅近くのスーパーの灯りがランドマークだ。この底冷えする静まり返った雪道を散策すると、都会の人間はいやでも内面を感じる。人生とか人間とか普段考えないことを想い浮かばせる。日々の小さな喧騒を笑止する。

新得駅から約50キロメートル、大雪山系のいっそうの山麓に秘境トムラウシがある。十勝川の上流だ。トムラウシ山の麓に国民宿舎東大雪荘があり、ここを訪れる人はこの国民宿舎に宿泊する。この秘境の温泉につかり、北の大地を感じる。。。なぜこんなところに。。。

 

公営宿舎東大雪荘 東大雪荘のチラシ *左写真いずれも東大雪荘のhpから

 

日本の農業。食の自給。他人任せではなく。。。評論の具現。これからの食の自給を考え、魅力ある農業回帰への工夫だ!と声を大にすべきかもしれない。グローバルという曖昧な風潮に流されずに、高齢社会となった日本の事情を日本人は自分のこととして今一度その足元から見直そう。北海道の素晴らしい大自然とは裏腹に過疎・寒村化している多くの町村に就労の場を拡大して人が戻ってくる必要のために。。。「太平洋ベルト地帯への人口集中・東京一極集中・高都市人口率の現状の転換=将来の日本の希望」への鍵は「教育」にあると思われる。バランスのとれた産業構造を目指す構造改革。たとえば「都会志向」というような画一的な価値観を脱して、多様な価値を伝える「教育」、そのためには教育者への「教育」。哲学が必要だ。これからますます経済の国際分業が進むと、すでに起きている国家間の経済格差の短縮は果たして可能であろうか。まずは産業のドメスティック・バランスだ。。。

新得そば

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